【思想】アート界の重鎮、ボリス・グロイスに会ってきた!これからの美術、芸術について学んだこと

アート界の巨匠『ボリス・グロイス』「アートに力は内在するか?」にいきました。

ボリス・グロイス来日記念講演です。

 

彼が言っておられた「SNSは、ゴミ箱と化する」が強烈に心に響きました。

今回そのことについて紹介します。

 

ボリス・グロイスってどんな人?

 

ボリス・グロイスは、美術の評論家です。

哲学者、美術理論家、批評家。

戦後ロシア・東欧の前衛芸術をはじめ、コンテンポラリー・アートの動向を哲学的な視点から論じ、その世界に大きな影響を与えている。

 

そしてArt Review(アート批評雑誌)の影響力トップ100『Power 100』に選ばれています。

 

Art Review誌が毎年発表するアート界で最も影響力を持つ人物100人のリスト『Power 100』にも選出されている。

ボリス・グロイス

 

 

わたしは美術界はよくわかっていません。

ですが、この講演会には東大生、京大生も多く、賢そうなビジネスパーソンも多く出席されていました。

質疑応答では、英語でのやりとり(日本語通訳もおられます)で、グローバルな講演でした。

 

ボリス・グロイスに興味をもったわけ

 

たまたま、鳥取駅近くで、鳥取大学生の公開美術イベントがおこなわれていました。

一般の方も参加できるイベントでした。

 

このイベント、とても良かったです。

このとき知り合ったアンドリューマークルさんより、大阪で行われる『ボリス・グロイス講演』を知りました。

 

さわり20分だけでも、濃厚すぎて『うはふぁ〜〜!』となりそうなくらいに。

今後50年以上思想に助けられそうな感じがしたので、行きました。

 

予約チケットは、すでに完売でした。ダメ元で、キャンセル待ち状態したらなんとか手に入りました。

直前一週間前です。

 

大阪会場へ向かう

 

ボリスグロイス来日講演は、国立現代美術館のホールでおこなわれました。

 

 

 

事前申込制で、満席です。

 

 

 

アートパワー( 書籍 )

 

アートパワーは、ボリス・グロイスの本です。

来日記念で、日本語版が出版されました。

 

現代社会においてアートがどのような力を持つのか、グロイスと共に思索の旅に出ませんか。

出典:ボリスグロイス来日講演記念シリーズ「アートに力は内在するか?」

 

アート・パワー英語版は、アート界でけっこう読まれています。

今回のイベントで日本語版がでました。

内容はかなり難しいです。

ほとんど理解できませんでした。

 

タイムスケジュール

 

14:00〜16:00の2時間です。

質疑応答も含まれますが、正直時間が全然足りなかったです。

 

  • 14:00 開会&アナウンス
  • 14:05 問題提起(1)田中功起
  • 14:25 問題提起(2)石田圭子
  • 14:45 ディスカッション
  • 15:45 会場からの質問
  • 16:00 閉会

 

 

講演で印象的だったこと

 

SNSはゴミ箱と化する

 

最も強烈だったのは「SNSはゴミ箱と化する」のくだり。

いまやフェイスブックやツイッターなどアート活動に欠かせないツール。ですが、10年100年と続くとは限りません。

 

使われなくなったときも、考えてみる必要がありそうです。脱SNS思想だとか。

 

アートは欲望

「アートの結論は、欲望である」

結局のところ、アートする意味・可能性はどのように人から見られたいのかが最も占めています。

 

時代が変わると滑稽に見える

 

カメラが初めて発売されたとき、とてつもない価値を持っていました。

ですが今では日常的なものです。

 

カメラのフィルムが初めて世に出たとき最も価値を持っていたが、時代が変わっていくにつれ滑稽に見えるものだ。批判ですらも同様で、アートの本質は今、曖昧である」

 

常に同じ価値とはいえない状況です。

実際のところ、主観も客観もあいまい、アートの本質も確定しません。そんな時代がずっと続いています。

 

まとめ

 

ボリス・グロイスについて紹介しました。

もともと、講演内容を思い出したくなったので、その当時を書き起こしました。

 

アートパワーは、とっつきにくいですが内容は非常に濃く、多くの学びがあります。

講演に行けなかった方も読んでみてはどうでしょうか。

 

砂丘たまご( @kuni_art )でした。