アート界の巨匠『ボリス・グロイス』講演:最も強烈だったのは「SNSはゴミ箱と化する」のくだり。

こんにちは!砂丘たまご( @kuni_art )です。

 

アート界の巨匠『ボリス・グロイス』講演「アートに力は内在するか?」にいきました。

最も強烈だったのは「SNSがゴミ箱と化する」のくだりです。

 

ボリス・グロイスとは

 

ボリス・グロイスは、アート批評家でかなりの有名人物です。

 

Boris Groys(ボリス・グロイス)

哲学者、美術理論家、批評家。ー中略ー戦後ロシア・東欧の前衛芸術をはじめ、コンテンポラリー・アートの動向を哲学的な視点から論じ、その世界に大きな影響を与えている。Art Review誌が毎年発表するアート界で最も影響力を持つ人物100人のリスト『Power 100』にも選出されている。

http://groysinjapan.tumblr.com/groys

 

Art Review(アート批評雑誌)の『Power 100』で影響力がすざましいです。

 

『ボリス・グロイス』講演に興味をもった理由

 

アンドリューマークルさんより、ボリス・グロイス講演を知りました。

テーマが面白くて、今後50年以上思想に助けられそうな感じがしたので、行ってみることに。

予約チケットはキャンセル待ち状態。

直前1週間前に運良くチケットを手に入れました。

※リアルタイムでのライブ生中継もあり、自宅やカフェで講演会を見ることもできます。(今は見れません)

 

ボリスグロイス来日講演(大阪会場)

 

ボリスグロイス来日講演は、国立現代美術館のホールにて開催されました。

 

 

何十年に一度の大雪のことで交通手段が大変だったのを覚えています。

この昼間の時だけ、やたら日差し、風が強かったです。

 

事前申込制で、満席と書かれていました。

 

 

アートパワー( 書籍 )

 

アートパワーは、ボリス・グロイスの本です。

来日を記念して日本語版が出版されました。

 

現代を代表する美術批評家ボリス・グロイスをニューヨークから招聘し、東京・大阪の大学・美術館全3か所で、来日記念講演を開催します。同時にグロイスの代表的著書『アート・パワー』の邦訳が出版されます。

現代社会においてアートがどのような力を持つのか、グロイスと共に思索の旅に出ませんか。

出典:ボリスグロイス来日講演記念シリーズ「アートに力は内在するか?」

 

アート・パワー英語版は、アート界でけっこう読まれています。

今回のイベントで日本語版がでました。

内容はかなり難しいです。

本を読み込むものの、1テーマ1テーマが哲学書に近いです。

 

タイムスケジュール

 

14:00〜16:00の2時間です。

質疑応答も含まれますが、正直時間が全然足りなかったです。

 

  • 14:00 開会&アナウンス
  • 14:05 問題提起(1)田中功起
  • 14:25 問題提起(2)石田圭子
  • 14:45 ディスカッション
  • 15:45 会場からの質問
  • 16:00 閉会

 

 

SNSはゴミ箱と化する

 

最も強烈だったのは「SNSはゴミ箱と化する」のくだり。

いまやフェイスブックやツイッターなどアート活動に欠かせないツール。ですが、10年100年と続くとは限りません。

 

使われなくなったときも、考えてみる必要がありそうです。脱SNS思想だとか。

 

アートの結論は、欲望

「アートは欲望である」

結局のところ、アートする意味・可能性はどのように人から見られたいのかが最も占めているようです。

 

時代が変わると滑稽に見える

 

カメラが初めて発売されたとき、とてつもない価値を持っていました。

ですが今では日常的なものです。

 

カメラのフィルムが初めて世に出たとき最も価値を持っていたが、時代が変わっていくにつれ滑稽に見えるものだ。批判ですらも同様で、アートの本質は今、曖昧である」

 

常に同じ価値とはいえない状況です。

しかも、実際のところ、主観も客観もあいまい、アートの本質もあいまいだそうです。

まとめ

 

もともと、講演内容を思い出したくなったので、その当時を書き起こしました。

ボリス・グロイスの講演で、最も強烈だったのは「SNSがゴミ箱と化する」のくだりです。

アートパワーは、とっつきにくいですが、内容は実際50年以上使えますので講演に行けなかった方も読んでみてはどうでしょう。