この本読んでもっとランニングにハマった「走ることについて語るときに僕の語ること-村上春樹」

「走ることについて語るときに僕の語ること」を読みました。

この本は、村上春樹本人のランニング記録です。

この本を読んで、よりいっそうランニングにハマりました。

ジョギングしたりランニングをとおして、走ることの意味について書かれています。

創作活動は体力勝負

創作と体力は大きな関係があります。

特に長編小説や、シリーズ物になるとずっと机に座りっぱなしになるから体力と、強靭な精神力も必要になってくるらしいです。

頭に汗を書くだけでないのです。

知的生産といっても、頭脳や五感といっても、けっきょく体力や精神力が大切。

ゲームでいうHP(ヒットポイント)やMP(マジックポイント)です。

強敵と戦うごとに消耗していくわけですから……

ランニングは体力や精神力を養います。

創作とまったく関係ないことのように思えても、健康管理や気持ちの余裕にも繋がってくるから大切。

何も考えない時間が必要

何も考えない時間が大切で、その時間があってこそ、長く深く考えることができます。

禅や瞑想に近いです。

考えながら走っていることもあるそうですが、何も考えない時間もずっと多いんだそうです。

そして空っぽの時間を文字で読むということは貴重なので、食い入って読んでしまいました。

道具も材料もない時間ってどうなっているのか、ここまで強く言葉になるものかと思うとドキドキしてしまいました。

①才能②集中力③持続力

小説を書く上で一番才能が大事といっていました。(2番目は集中力、3番目は持続力だそうです)

正直なんだか、身もふたもないと思いました。はっきり言うなあとも思いました。

どれだけ人を魅力するか、どれだけ創作を愛するか……よく、「才能切らした」なんて言い方を聞きますが…。

集中力は、最大瞬間風速みたいなものでしょうか…ここぞというときに全力を込めれるエネルギーかな。

持続力は、エンジンとガソリンの関係かな。

才能も泉のようにずっと湧き出るかどうかまではわかりません。

わからないけど「これが合っている」と自分で感じることができたら、ひとまず適性はある。それだけでも大きなことです。

正直、わたしには才能については分かりません。ですが心に留めておこうと思います。

フルマラソン完走は大変そうだ

フルマラソン(約42km)やウルトラマラソン(約100km)を走る人の気持ちを知ることができます。

思っていた通り、とても苦しいもの(特にレース後半はヤバいらしい)だと知ってなんだか安心しました。やっぱり。

まだわたしはフルマラソン完走していません。

今のところ、練習で25kmが最高です。膝がヅキヅキ痛くてつらかったです。

なので、先にこの本読んで良かったと思っています。

この本からランニングに対する処方や取り組み方を知ることもできます。

ひとりひとりやり方は違っていても、フルマラソンする上で、これくらい走りこもうとか、失敗談だとかかかれてあります。

等身大の村上さんを感じられます。

読んだあと、走ることは「手段」、ツール、自立のペースメーカーだと感じました。

あくまで目的達成のためというか、目的のために目的化しないように思いたいです。

走ることは遊びで、サポートで、本命でもなんでもない。

1日のうち8時間以上走るわけでもないし、メンタル維持・向上だと思いたいです。

ただ単にこんなの、走るだけじゃん…とサックリ言う気構えで居続けたいです。

まとめ

この本は面白かったです。走ることって別にすごいことではないと思いました。

なんというか、犬の散歩のようにごくごく日常を飾るもののように思いました。

そしてきちんと丁寧に走りたいし、気楽に走りたいと思いました。

時間をあけてだいぶ忘れた頃に、もう一度最初から読んでみたいです。