【ワーホリ】オーストラリアの林業・ツリーファームの仕事内容

砂丘たまご
こんにちは!砂丘たまご( @kuni_art )です。

今回、オーストラリア の様々な樹木を育てる農場、”ツリー ファーム”へ行ってきました。

数週間そこで働いた感想と、実際どんな内容か紹介します。

 

オーストラリアのファームについて

 

オーストラリアの仕事に、ファーム(農場)があります。

フルーツピッキング(果物の収穫)、パッキング(収穫した果物をパック詰する作業)がわりと一般的です。

フルーツの他にも、野菜の収穫や、牛や鶏の世話などもあります。

主なファームの種類
  • 収穫系
  • パッキング系
  • 酪農・家畜系など

 

他には、お金を稼いだり、ワーキングホリデービザの延長申請するためにファームへ行きます。

約3ヶ月ファームで働くと、もう一年オーストラリア のワーキングホリデービザをGETできます。

 

ツリーファームを見つける

 

わたしはファームの仕事をインターネットで探していました

ワーキングアコモデーションのオーナーから『人員に空きが出たけどどう?』と連絡を受けたので行きました。

 

クリスマスツリーの収穫?

スーパーマーケットでクリスマスツリーが売ってあるのをみたことがあるけど、クリスマスツリーの収穫って面白そう。

そう思いながら

 

電車とバスを使って、その場所へ行きます。

 

 

メルボルン観光で有名な機関車パッフィンビリーの近くにあります。

機関車パッフィンビリーの場所

 

機関車トーマスの舞台にもなっていて、わたし仕事に行くたびに鉄道線路を渡っています。

 

場所はメルボルン シティから1〜2時間くらいです。

Mikiカードを使って、『Belgrabe(べェルグレーヴ)』という終点駅へ。

 

そこからバスに乗りついて『emerald(エメラルド)』の村に行きます。

 

このあたり一帯は、野菜やフルーツのファームなどもやっています。

 

宿について

ファームで仕事をする場合、たいてい近くの宿があります。

わたしが泊まったのは、『Dougie’s Place』というワーキングホステル。観光目的の人もいますし、なかなか良い宿なんですよ。

オーナーのキャサリンさんはとても優しく、お茶目、めちゃくちゃフレンドリーでビビります。

 

親しみを感じるルーム

 

仕事内容について

 

仕事内容は、苗木を育てることです。(クリスマスツリーの収穫でなかった。ここで気づく)

さらに・・・

  • 草むしり
  • 剪定(せん定)
  • タイマシン
  • 茎落とし

 

の工程があります。

 

本当にいろんな種類の木があります。

メインで今やっているのは、ジャパニーズメイプル(Japanese maple)、イナバシダレ(Inaba shidare)など日本の紅葉樹。何千本、何万本とあります。

まさかオーストラリア に来て、日本の紅葉を育てるなんて思ってもなかったですね。

実際に働くの大変ですよ。

 

草むしり

初日は草むしりをしました。

苗木の近くに生えている雑草を取っていきます。

 

ひたすら草むしりで、朝の8時ごろから夕方4時くらいまで働くことも。

けっこう思った以上に大変・・・

 

せん定

余分な茎を取り除く作業です。

やり方がわからなかったのですが、オーナーに教えてもらいながら見て覚えて行きました。

剪定バサミを使って次々と落としていきます。

見定めが難しいときもあります。

オーナーと一緒に作業してるんですが、彼はやはりめちゃくちゃ速くて正確です。

外での作業なので、暑くて汗だくになることもあります。

この間は40度近いアホのような暑さがあって、死にそうになりながらしてました。

 

ごく稀に丸ハゲにしてしまうこともあり、その時すぐに謝りました。

 

タイ マシン

苗木を曲がらないようにまっすぐ育てるために、タイ マシン をします。(オージーがそう言います)

この道具は、農業用 結束器 と呼ぶようです。

これ、日本製で、昭和っぽいカタカナの文字でホチキスと、日本の農業機具はこんなところでも使われているんですね。

ガーデニングポーチを腰に巻きつけて、とめる針とテープを充填して作業します。

簡単なように見えて、これはけっこう難しいです。

使い方はこの方のブログが参考になります。『 南紀白浜オリーブ農園ブログ

 

わたしは、まんまこんな感じで何時間とか、何千のモミジの苗木を整えます。

茎落し

1〜2mほど成長した樹木の茎を落とします。

分厚いグローブを使って、素手で幹を握って、生えすぎた茎を落とします

 

これは、慣れるとわりと楽しいです。樹木の散髪をするみたいで、一通りやって全体を見渡すとスッキリした樹木が見えますので。

更新

工程が新しく加わりました。

  • 接ぎ木(芽接ぎ)
  • カッティング

接ぎ木(芽接ぎ)

 

1〜3月の夏のシーズンになると、接ぎ木が始まります。(芽接ぎ)

オージーの方は、プラスチックジョブ(由来はおそらくビニールテープを巻くことから)

とも呼んでいます。

 

接ぎ木は、三角継ぎ、芽接ぎ、根接ぎ、種子継ぎとあります。私も実際やるまで知りませんでした。

接ぎ木一般についてはこちらのサイトが詳しいです。接ぎ木とは?接ぎ木の仕方や時期は?テープは使う?

 

小さな別の木の一部分を、木につける仕事で、1組2人で協力して作業します。

一人は、ナイフで木をカットして、接着剤みたいなのをつけて木の一部分をつける係。

もう一人は、一部分つけたところをビニールテープで巻きつける係。

 

私は巻き付ける係をしました。最初は慣れないので時間がかかるのですが、1日300〜500本、何週間かこなしていくうちに速く正確にできるように。

1日5〜8時間することで、足腰も鍛えられます。あと、無意識に高速でテープを巻けるようにもなってきます。

 

芽接ぎの大変なところといったら・・・

芽が小さいので、土台となる木に乗せてもポロっとすぐに落ちちゃうところ。地面に落ちたら使い物にならないので、もう一度お願いしないといけないです。

一番忙しい時期に芽接ぎをします。この時期にワーカーも増員して(追加2人)ゴリゴリ芽接ぎしていきます。

芽接ぎが完了して、ある程度仕上げたら、そのまま植木鉢に入れて出荷する感じ。

 

カッティング

 

夏になると、木の生育が早いです。

ですので余分な枝や茎(茎といってもかなり大きい)を削ぎ落とします。

本格的なオオバサミで、ギッチョンギッチョンと切っていきます。髪を切るようなイメージで、腰から上まで、とかだいたいの目安で切っていきます。

深く切ると注意されるので、調子に乗って切りすぎないようにします。

 

女性も使いこなせます。

体重と遠心力をうまく使って、リズムよくカッティングしていく感じですので、、おもった以上に腕力は不要。

ただ、何百本と刈り込むので、体力が必要です。初日は、終わった後筋肉痛でした。

 

 

 

メリット・デメリット

この仕事のメリットとデメリットを紹介します。

以前ストローベリーファーム(ピッキング)で働いたことがあり、いくつかはそれと比較になります

 

メリット
  • 人が少なくて快適
  • 時給制(当時24.36ドル)のため安定して稼げる
  • いろんな苗木が見れて勉強になる
  • オージーと英語で話すことも
  • ピッキングと違い、長期間働ける
  • 筋トレができる

 

人は数人でやっています。アップルシニングに似た感じかな。

ピッキングだと100人規模もあるし、ワイワイするの好きじゃないしちょうど良いです。

 

時給制で、1週間38時間くらい働くのでだいたい900ドルくらい稼げます。

※フルーツ収穫のピッキングだと、歩合制で良いファームで600〜1200ドルくらいです

 

 

いろんな苗木、いっぱい見れます。

メリットってほどでないけど、ピッキングだと毎日毎日同じフルーツで飽きますし・・

 

オージーと話すこともあります。めっちゃアクセント鈍っていて最初ガムを食べているんかと本気で思ったのですがそうではなかったです。

早口になると、全く別言語のように聞こえ、語学学校で学んだ英語が太刀打ちできないショッキングな気持ちにもなります。

 

あと筋力トレーニングができるのであまりジムに行く必要がありません。

雑草の草むしりもたまにモンスター級の大きな雑草を抜くことがありますので、バランスよく鍛えることができます

そうそう、デメリットも一応ね。

 

デメリット
  • かがむので、腰がつらい
  • 日光が強いので、日焼け止め必須
  • 仕事が終わるとめっちゃクタクタ(数週間すると慣れてきてマシになる)

 

一番大変なのは、健康面です。腰が大変です。

 

42.195kmのフルマラソンよりはマシですが、それでも腰にダメージがきます。

トロリーなしのストローベリーピッキングができなさそうだったら、ツリーファームやめといた方がいいかも。

 

わたしは家に帰ったら、自分でマッサージをして仕事の疲れをとりますが、

正直わたしもいつまでできるかわからないし、体がヤバそうになったら、他のことをきっとするでしょう。